私の尊敬する方のひとり、坂村真民氏の詩を紹介します。
“何かをしよう
みんなの人のためになる何かをしよう
よく考えたら自分の体に合った 何かがある筈だ
弱い人には弱いなりに
老いた人には老いた人なりに 何かがある筈だ
生かされて生きているご恩返しに
小さいことでもいい
自分にできるものをさがして
何かをしよう” 『坂村真民一日一言』より
真民氏は“行”の人です。97歳で永眠されましたが、90歳を超すまで欠かさずに続けたこととは・・・。午前零時に起きて詩を書いてこられました。
「僕が一番好きなのは午前二時頃。宇宙のあらゆる神様,善神も悪神妖神も混沌となって、その時一番エネルギーが強い」と。
午前3時半、小鳥がチチッと泣く時間に外に出る。行先は近くの重信川。そこで暁天(夜明けの空)の祈りをしていたそうです。
“念ずれば花開く”の名言で有名な方で、まさに“念”の人です。 何事、習慣にしてしまえば苦にならなくなるのでしょうが、習慣にするまでが・・・・・。