最近私の周辺で、乳がんになったという話を数人聞くようになりました。確かに女性では、乳がんや子宮がんの人はかなりの数に上ると思います。成人病予防検診の受診者も年々増えています。毎年当園の職員も交代で受診していますが、今年は土曜日には入らなくて、ウィークデイに交代で受けています。私などは5月に一度予約を入れたのですが、都合が悪くなって別の日にしてもらったら、なんと1月までいっぱいです。私個人的には、検診は受けたくないので、ちょうどよかったのですが、例年最低限(血圧とレントゲン等)だけは仕方なく受けています。乳癌はヘアカラーの影響だけではないでしょうが、ショッキングな内容でしたので、毎月購読している『あなたと健康』の7月号の一部を紹介します。年齢とともに白いものが見え始めると、気軽に使ってしまいたくなるヘアカラー。多少割高でも、安心・安全なものを使った方が無難です。
“北里医学研究所、臨床環境医学センターの坂部貢部長のグループが、市販の毛染め剤3品目を実験分析した結果、予想外の毒性があることが判明したそうです。実験は毛染め剤を一千億分の一という超低濃度に薄めたその水溶液を、人の乳がん細胞に添加して変化を調べたそうです。これほどの低濃度だと水そのものと言えます。毒性などある筈がない。誰でもそう思っていたところが、現れた結果に研究スタッフは全員驚愕したといいます。何と、すべての乳がん細胞が増殖し始めた・・ということです。つまり、毛染剤は超微量でも癌増殖作用があり、「毛染剤の環境ホルモン作用」と坂部氏は判定したそうです。
当園にはいませんが、子どもに毛染剤をしているのを見たことがありました。子どもには毛染めなんて全く必要ありませんし、毛染め剤に限らず、食品でも何でも、安心・安全ものを選ぶようにしたいですね。