夕べ読んでいた本の中に面白い考えがあったので、紹介します。
人間の周りにはたくさんの“鯛(たい)”が泳いでいるといいます。それは、「もっと寝ていたい」「もうちょっとテレビが見たい」という鯛だそうです。近頃はお父さんお母さんたちが、子ども達を可愛がるつもりで、一生懸命に鯛の餌やりをしてしまうので、知らないうちに鯛がどんどんおおきくなって、肝心の主人公を食べてしまうそうな・・・。
誰もがこの「たい」を持っていますが、決して奴隷にはなりませんように。奴隷にならないようにしようと思ったら、どんな力を大事にしなければならないか、「たい」に負けないよう≪自律≫の力をどうつけるかということを考えていきましょう・・・というものでした。
テレビのスイッチはつけるためにもありますが、消すためのスイッチでもあります。2歳まではテレビを見せないように・・・との小児科医の見解もあります。幼児の場合は30分~1時間が限度でしょう。しかも8時過ぎたら子どもの時間ではありません。奴隷にならずに主人公になるためには、バシッとスイッチを押せないとなりません。まずは大人からお見本を示しましょう。
※早寝・早起きの講演スペシャリスト 成田奈緒子先生(文教大教授)の講演会が9月6日(火)午後2時から、当保育園ホールで予定されています。是非お聴き逃しなく!本日成田先生から資料が送られてきました。楽しみにしていてください。