ふるさとだより

つくば登山

2011/10/03

1日(土)は、親子で砂沼ウォークか、筑波登山か選択して行いました。一週間前は予報では土曜日は雨マーク・・・、しかし二日前あたりから、降水確率が減ってきて、ついに“曇りのち晴れ”という予報に・・・。今年の関係者は、“晴れ男及び晴れ女”がいるに違いありません。写真はつつじヶ丘入口です。家を出る頃は結構あたたかだったので、集合場所には薄着の親子も目立ちましたが、この写真の時点では結構肌寒かったです。登山を趣味にされている園児のおばあちゃんがいらっしゃいましたが、完全武装でした。やはり筑波山と言えども甘く見てはいけないことを今更ですが実感しました。また、中腹を過ぎたあたりから、雨が落ちて来て・・・。用意周到にカッパ持参の人もいましたが、ほとんどは雨宿りができた人とできない人と・・・。やはり、山の天気は変わりやすい、ということも自覚したと思います。雨が降ると、岩が多い筑波山は、凄く滑りやすかったですね。しかし、子ども達は、脚だけでなく手を使い、よく登りました。草履の子も何人もいましたね。驚いたことに、ばなな組(2歳児)の男児が草履で登ってしまったのです。(後で聞いたのですが、年長児のお姉ちゃんと離れたくないと言って、筑波山にきてしまったけれど、砂沼の方がよかったと、言っていたそうです。)ホント、子ども達の逞しさには、毎回驚かされています。(こちらは歳を取るから大変です。)

実は先月末、秋田市の保育園見学に行った際、そこの保育園が月に1回訪れているという里山を子ども達とともに2時間ほど歩きました。たまたま天気が良かったのですが、雨が降ろうが雪が降ろうが同じコースを歩くそうです。池の丸太を渡り、崖をよじ登り、クマが出る事もあるという山を、トイレも水もない山を、毎月1回実施しているそうです。大震災後の教訓として、やはり何もないところで過ごせるような、逞しさや知恵を身に付けていく必要があると思います。

今回の不意の雨や足元が悪いところでの体験は、貴重な体験になりました。山を甘く見ることなく、“備えあれば憂いなし”、今回の体験を生かしていきましょう。

それからもう一つ。過日の比嘉照夫先生EM講演会の際に、親子交流会よりの義援金を気仙沼の足利英紀さんにお渡ししたことは、園便りでもお知らせしましたが、本日お礼のはがきが届きました。はがきのコピーを、玄関に掲示しておきます。