先週の外遊びの時間、「虹だ!虹だ!」の声が聞こえていたのですが、その時は手が離せず、しばらくしてから出てみたら、もう完全に消えた後でした。
しかしこのことが、実に“シンクロニシティ”(共時性又は偶然の一致)だったことが、本日読んだぶどう組の日誌でわかったのです。
虹を見たぶどう組の子ども達は、「逆さ虹だ!」「キツネの虹だ!」と口々に言っていたそうです。それはその前日に『虹になったきつね』という紙芝居(いつもおいしい物をくれるおじいさんが病気になり、虹を見たいとつぶやく。そこでキツネがおじいさんの為に虹に化けることにした。しかし疲れてしまい、虹の形がどんどん変わって、逆さ虹になってしまうという内容)を見たばかりだったこともあって、珍しい虹を見たことは勿論、≪紙芝居で見た虹≫を翌日に見ることができたことから、大興奮となったのです。(こんなことは滅多にあるものではありません。)
しかも担任は、その日のTVニュースで、逆さ虹(環天頂アーク)についての話題が報道されたのを見たということもあり、絶妙なタイミングにこれまた興奮気味の内容の日誌となったわけです。私は、“環天頂アーク(かんてんちょうアーク)”というものを知らなかったので、とても興味深かったです。この現象は、太陽の上方に離れた空に虹のような光の帯が現れる現象だそうです。その形が、一般的な凸ではなく、凹型に見えることから、俗に逆さ虹(さかさにじ)というのだそうです。
環天頂アークは、天頂を中心とする円の一部をなし、太陽のちょうど上方を中心とする弧で、太陽側が赤色、反対側が紫色となっています。その現れる高度は太陽高度によって変化する・・ということで、雲の中に六角版状の氷晶が存在し、風が弱い場合に現れるそうです。ただいろんな条件が合わないとみられないので、本当にこれを見られた子ども達はラッキーでした!
また、先日送った支援物資の送り先の方(気仙沼の足立様)から、お礼状が届きました。雪がちらつく寒い気仙沼だそうですが、下着類や靴下などの心温まる物資に、特に喜んでくださり、皆様によろしくとのことでした。