EM畑の吉田俊道先生よりのメッセージを紹介します。
「加工食品の落とし穴
便利快適の世の中、食品も随分便利になりました。
冷凍食品にカット済み野菜。
最近は、豚汁の具、うま煮の具として、いろんな野菜が最初からカットされて真空パックの水の中に入って売られています。
もう包丁なんていらないね。
実はそこに重大な落とし穴が。
私が食品分析会社に調査を依頼したところ、キャベツを千切りにして、たった30分水に漬けただけで、
水溶性のビタミンは3分の2が、不溶性のミネラルも3分の1が流失することが判明しました。
こんなに流出していたなんて、想像を超えていました。
これでは野菜を食べたつもりで、一番大事な生命力の源泉は実際は何も食べていなかったのです。
最近、加工済み野菜の輸入がどんどん増えています。
横浜の港は、塩漬けの竹の子や人参などが、樽に入ったまま常温で保管されていました。
あれを塩抜きした時、ミネラルはおろか、色まで抜けてしまって、もぬけの殻が残ります。
それに、色と、化学調味料で味をつけて、食品ができます。
そんな、水煮食品が、安い弁当、安い外食、給食施設で常用されています。
みなさん、地元の直売所で生きている姿のままの野菜を買って調理していただきましょう。」
・・・ということです。体は食べ物からつくられます。食べたものからでしかつくられないのです。幼児期こそ気を付けたいですね。買うよりも、生ごみリサイクルで野菜が作れればベストですけど・・・。