2013年 4月

保育園が心のふるさとに(part2)

2013/04/24

4年前のEM環境マガジン(エコピュア)に投稿したものを、紹介させていただいています。

異年齢保育で育つ思いやり





保育園は1つの家族であり社会でもある。異なった年代の考えや思いにもまれて”個としての人格”が育っていく

昔は多子社会で、世代や世代同居は当たり前だったので大家族が多く、いろんな年齢の子どもたちが混ざり合いながら社会を形成し、その中で成長していったものです。最近は子どもの数が減って、1人または2人という家族が多くなっています。保育園まで年齢別ですべてを分けてしまうと、子どもによっては自分よりも年上や年下の子どもと全く触れ合う機会がなく育ってしまうことになります。「それは自然ではない」。そんな理由から大宝保育園では3~5歳は異年齢保育を取り入れています。

保育園は子どもの発達を援助するところですから、発達の異なる子を一緒にした方が、より発達を援助できるのです。制作物をつくる場合、3歳児だからやさしいもの、5歳児だから難しいものと決めつけてはいないでしょうか。3歳児でもできる子はいるし、5歳児でもできない場合もあります。そんな時、年齢で分けるよりも、異年齢で過ごした方が居心地良いはずですし、頭も気も使うので、身体のみならず心の発達も著しいものがあると確信しています。

異年齢保育を始めた当初、3歳の子の親から「以前はこんな子ではなかったのに、何か意地悪になった気がする」と相談を受けたことがあります。「何でだろう?」と私は考えました。

よく観ていると、年長の子は小さい子とどう接して良いか分からなくて、面倒をみるだけでなく、時には「あれ取ってこい」と命令口調になっています。3歳だった彼女はそのすべてを一度に受け止められなかったのかも知れません。しかし、彼女は園の中で面倒をみてもらったり、時には命令されたり、いろんな体験を経ながら年中・年長になるにつれて、すごく思いやりが持てるやさしいお姉さんへと育っていきました。お母さんも驚いて、「3歳の時はちょっと意地悪なこともして、妹のことをいじめたりもしていたけど、年長になったらすごく妹思いになっちゃって」と話してくれました。

年上も年下もいる。そういう社会の中でじっくり、長い時間をかけて人間関係を学びながら育つ。「親」という文字は、「木に立って見る」と書きます。まずは、「見守る」ことから実践してみましょう。

お手伝いだいすき!

2013/04/24

今日は子ども達の朝のお手伝いの様子をご紹介します!

子ども達はお手伝いがだいすきで、毎日、『○○グループのお手伝いはまだ〰?』ときいてきます。

 

お手伝いでは、まずランチルームへ来たら、手を洗い、テーブルのセッティングをします。

テーブルを拭いて班の目印を置きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日のお手伝いはかきたま汁に入る小松菜ちぎりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後は床を雑巾がけして手をすすぎ終了です。

 

お昼には今日の給食の食材をホワイトボードに貼ります。

年長さんは年少さんに『ここにはるんだよー!』と教えてあげたりして協力して行っています。

 

 

 

 

 

 

 

子どもたちのおかげで毎日大助かりです!

これから夏になりお野菜が増えてくるので、子ども達にはこれからも期待しています。(*^_^*)

 

栄養士 高野明代

 

 

保育園が子ども達の心のふるさとに(Part1)

2013/04/23

今から4年前の平成21年に,毎月1回“EM環境マガジン(エコピュア)”に11回連続で掲載されたものを、今日から少しずつ紹介させていただこうと思います(第1回は除きます。)。又当然ながら園内で、どういうところでEMを使っているかも出てくることがあります。

自立できる子ども
思いやりがある子ども
協調性がある子ども
健やかで、たくましい子ども
感謝できる子ども
人を信じられる子ども
主体性のある子ども

大宝保育園が保育を通してめざしている子ども像です。たくさんあるように見えますが、私たちにとってはすべてが大切なテーマです。自分の力で人生を幸せに生きられる力を持てる子どもに育てること。一言で言い換えるならば、“自立”。これが私たちの保育の目的です。

安易に手を出さず見守る

野性味溢れる遊びが大好きな子どもたち。規格外の世界で子どもたちは適応への自己判断を養う
野性味溢れる遊びが大好きな子どもたち。規格外の世界で子どもたちは適応への自己判断を養う

近年、少子社会で、家庭では子どもに目が届き、手をかけられるようになりました。しかし、これは一見やさしさの表れのように思えますが、困る前に手を出し、口を出してしまうため、子どもたちの周りから危険なものは取り払われてしまうことになるのです。安全が確保され、失敗する経験もなくて済みますが、その結果困った時に問題を解決しようとする能力も失われかねません。つまり、“自立”が遅れがちになる可能性があります。

そこで、私は「大人が何でもやってあげる保育」ではなく、「見守る保育」を園内に徹底することにしました。子どもは、自ら進んで何かをやる気持ち=主体性を必ず持っています。子どもが何かをやり始める前に、やってあげたり、与えたりしまうことは、せっかく自ら行動しようとしている芽を摘み取ってしまうことになるからです。

1つの例ですが、ゆで卵を自分でむけない子がいます。それはその子ができないのではなく、本人が体験しようとする前に、すべて周りがやってあげているのです。これでは、子どもの可能性あるいは、潜在機能・潜在能力が発揮する前につぶされてしまうことになりかねません。子どもが求めることに全部応えること、やってあげることが愛情だと思っている方もいらっしゃるかも知れません。私はそうではないと思います。「三つ子の魂百まで」と言います。3歳のころまでに体験することは、大人になって行動する際の基礎になるよ、という意味です。

自立した大人になる大切な一歩は、幼児期にこそ始まっていると私は思います。歩き始めのころはよく転びます。転ぶと、「わあっ大変!」とばかりにすぐ抱き上げてしまう保護者が多いのです。1人で起き上がるためには、手や足のみならず全身の筋肉を使うのです。このせっかくの機会を奪ってしまっているのは残念なことです。また、それに伴い、転んだときケガをしないようにと、机の角にクッションを施したり、段差をなくしたり。遊び場からも、回転ブランコや箱形ブランコ等のスリルあるものが撤去されています。

子どもから危険を回避する能力だけでなく、遊ぶ楽しみも奪っているのです。大きなケガは避けなければなりませんが、少しのケガならむしろ必要だと思います。大宝保育園では、「体の発達を保障する」という考えのもと、体幹を育てるためにいろいろな全身運動を取り入れています。このことについては、次回で詳しく説明しますが、「危険だ、危険だ」と言って子どもに何もさせないと、結局、身体も回避能力も育たないと私は思っています。

お弁当デーシリーズ 第2弾!!

2013/04/23

今日のいちご組の話題は、昨日のみかん組のお弁当デーの話題に続き、お弁当デーシリーズ第2弾 ”いちご組の ♪お弁当 お弁当 うれしいな〰♪”です。

ご存知 いちご組は、10か月の子2人・9か月の子1人・7か月の子1人の 4人のお友だちです。ですから、当然お弁当は”離乳食” お母さん達も、具材を細かくしたり、薄味にしたり・・・と朝から大変だったことと思います。そのかいあって、子ども達は元気にた〰くさん遊べるようになりましたよヽ(^o^)丿

お母さん方、お弁当作りお疲れ様でした。また来月よろしくお願いします。   直美:記

水戸芸術館にて

2013/04/22

叔母の一人はドイツに住んでいて、芸術家という仕事柄、また独身ということもあって、世界各国を旅して歩く機会が多いです。定期的に1か月間の帰国でも、その約半分は旅行をしながら建築物をはじめとする芸術に触れているようです。先月末から帰国していますが、一昨日も水戸芸術館で世界的に活躍されている坂茂(ばんしげる)氏の大型個展を見に行くというので、私も近くに用事があったこともあって、ついて行ってきました。

叔母が言うには、坂茂氏の名は、ドイツのハノーバー国際博覧会の日本館を手掛けた人で、それを見に行ったとき、大変評判が良かったことから関心が高まったということでした。

紙(再生紙)を建築材料にいち早く取り入れ、“紙の家”や前述のハノーバーの日本館、避難所の紙のログハウスや間仕切りシステム、被災地での神のシェルター、宮城県女川町のコンテナ仮設住宅(実寸模型が外に展示されていました)、中国四川省大地震の仮設校舎の紙管建築等々・・・世界各地で起きている大地震や津波の災害で、日本人建築家が大活躍していてすばらしいと思うと同時に、斬新的な目からうろこの展示の数々でした。5月12日まで開催されています。パイプオルガンの生演奏もあって、とても楽しめました。