先週4日のブログで、里みち子さんのお話の中の切手のアイディアを紹介しました。
里さんの講話の後で、感動したので感想を述べに行ったところ、出雲大社よりこの『皇后陛下お話』を贈って下さることになり、間もなく届いたのです。これにも感動でした。内容もとてもすばらしく、皇后陛下のお人柄にますます敬意を表します。
これは、皇后陛下が、平成10年第26回国際児童評議会(IBBY)ニューデリー大会の基調講演をなさった時のものを出雲大社で冊子にまとめられたものです。
皇后陛下が幼少期に出会った本の数々、思い出に残った本を紹介されて行く中で、幼い時に出会った本がいかに大切か・・・神話も含めてとても丁寧にお気持ちを現されていらつしゃいます。
本が子ども達の大切な友となり、助けとなることを信じます。そして子ども達が、自分の中にしっかりとした根を持つために、子ども達が喜びと想像の強い翼をもつために、子ども達が痛みを伴う愛を知るために、そして子ども達が人生の複雑さに耐え、それぞれに与えられた人生を受け入れて生き、やがて一人一人、私共全てのふるさとであるこの地球で、平和の道具となっていくために…と結んでおられます。…この冊子をご希望の方は事務室まで。