沖縄の今年の夏は、最高気温が32~33度で、本土(本州)よりも上がらなかったようです。台風の進路も変化していますよね?9月で台風シーズンとはいえ、幸い3日間とも幸い晴れてくれました。風が心地よく、木陰は凌ぎやすかったし、炎天下でもジリジリした暑さはなく、むしろ爽やかでした。
“風のうた”保育園さんのグリーンカーテンは一年中葉っぱで覆われているそうです。こちらは冬はなくなってしまいますからね。そして、園舎のまわりの一部には、こちらでは見ることのできない、月桃(ゲットウ)がたくさん植えられて南国ムードが漂っていました。給食をご馳走になりましたが、この日のメニューはシチューとブロッコリー等の温野菜と一般的でしたが、デザートがドラゴンフルーツとスターフルーツでした。
沖縄は島のため、風がいつも流れているので、風のうた保育園さんは、園舎の中も風が通るように工夫されていました。廊下にはところどころにモビールが下げられていて、絶えずかすかに揺れていました。午睡時には、オルゴールの音色がとても心地よかったです。土曜日なのに、うちよりも大勢の子どもが来ていました。やはり県庁所在地の住宅街だと感じました。土の庭が少ない分、部屋から緩やかな階段を使って、テラスや屋上に自由にいけるよう繋がっていました。テラスではゴム草履を履かせていましたが、これからは当園で使っている草履を履かせたいということでした。また、小さい子達は、給食で眠り食べがみられるので、午前寝を考えていることや、ハイハイ運動なども遊びの中で少しずつ取り入れていると言うことでした。
子どもの育ちを考えていく上では、いろいろと見直していくことは大事なことですよね。毎年毎年同じことを続けていく中でも、何かに気づいて、これは子どもにとってどうなのか、必要なことなのか、必要でないことなのか、常に考えていかなければ・・・と、風のうた保育園さんを見学させていただいて感じました。