針間幹子著『良い子を育てるお母さんの法則』からの抜粋です。
「1つ目は正面からの育て方です。これは殆どが小言になっています。正面からする時こそほめる言葉にして欲しいです。2つ目は横の教育です。横とは誰と付き合っているか、電話でどんな話をしているのか、そしてその電話のかけ方です。「この間はありがとう」と言うのに、風呂上りにバスタオルをかけて言っているのも「ありがとう」ですが、きちんとして本当に「ありがとう」と言うのも「ありがとう」です。それを子どもはみているのです。駐車場でのことです。私の医院(助産医院)はデパートの近くにあります。医院の駐車場に車を止めてデパートに行く人がいます。いかにも入院の人を見舞いに来たようなふうをして、子どもの手を引いています。子どもの教育によくありません。「ちょっとの間車を置かして下さい」と断ってもらえばいいのです。たばこをぎゅっと足で踏んでいく人がいます。これはだめです。横の教育ができません。3つ目は背中の教育です。拝むとは仏様や神様を拝んだり、人を拝んだり、どれだけ感謝の気持ちを姿にしているかの教育なのです。これは身をもって美しいことをしていなければ背中では育てられないと言うことです。親であることは厳しいことです。親をしようと思ったら厳しさが求められます。」
子どもってよく見てますよね!気をつけましょうね!