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ドイツ報告3

2011/11/02

ドイツの冬は寒く、日本を発つ一週間ほど前、ドイツ在住の叔母から、ブーツやマフラー・手袋をしている人を見かけるようになった・・とメールで入ってきたので、防寒対策を考えセーターの他にホッカイロまで用意していったのですが、滞在している間なんと穏やかな陽気で、ホッカイロは1つも使わずに済みました。4日目午前中に見学を予定していた園が、感染症が流行り、見学中止となってしまったのです。が、その代わりに園舎を持たない“森の幼稚園“を見学することができました。私にとっては、ドイツの森の幼稚園は以前から興味があったので、とてもラッキーでした。 日本でも森の活動は最近各地の幼稚園や保育園で試みが見られますが、今回見学した森の幼稚園は、れっきとした「森の幼稚園ホーエンキルヘン」でした。園舎を持たないと言っても、トレーラーハウスのような小屋があり、狭いながらにも、テーブルと椅子が置かれ、教材は豊富に揃っていました。これでも認可されているということなので、教材の豊かさな理由はうなずけます。ここには3歳から6歳までの15名が在籍していて、保育士が3名でした。 子ども達は8時に登園し、自由遊び後、9時45分にお集まりをし、その日の保育の紹介をします。10時から15分程度身体をほぐし、20分程度の特別プログラム、その後自由遊び、13時から昼食だそうです。お迎えは12時半ごろから始まり、14時には全員降園ということです。

私が見学した特別プログラムは「数」でした。年少・年中・年長に分かれ、先生はそれぞれ一人ずつついて、それぞれの場所に分かれます。私は年中児の後についていきました。年中児は3名でした。

まず落ちている松ぼっくりを集めます(集合の概念)。次に先生は、鳥の絵が描いてあるカードを出しました。その鳥は大きく口を開けています。ナントくちばしは不等号になっていたのです。これには驚きました。(写真下)

次に先生は、隅に数字とドットが書いてある黄色いパウチした紙を出し、その紙に書いてある数字の数だけ松ぼっくりを置いてみようと話します。また先生が持ってきたザルの中には何種類もの木の葉が入っていて、一つずつこれは何枚葉っぱがあるかと聞きます。その葉っぱを黄色い紙の数字の上に置かせます。数字とドットと、具体物の3者関係を理解させていました。数は1から5までで、年中児に理解できるような「数」の体験でした。時間は20分程度でした。他の場所での年少児・年長児も、それぞれの発達に合った学習がされていたようでした。

森の幼稚園は、ただ自然に触れ身体を使って遊ぶだけではなく、このようなプログラムが展開されてとても新鮮で感動しました。

 

 

 

秋の日に~♫

2011/11/02

朝晩は冷えますが、日中は気温も上がり、気持ちの良い秋の日になりました。子ども達は、園庭で遊ぶのが大好き!ちょっと覗いてみると、男の子が集まって「焼きそば焼いてるんだよ!」と。そこには、みかんぐみさんも、にこにこで混ざり、なんともほほえましい風景でした。ブランコのりも上手!気持ちよさそうに漕いでいました。

朝、食材の買い物に行きながら、木の枝をながめると、芽がふくらんでいて、その後には桜の花が一輪開いているのを見つけました。

園庭の柚子の枝は、とても重そうに実っています。今月の給食にも使い始めようと思います。そして、園庭にある、この季節ならではの菊がとってもいい香り!

神社の参道の菊花展もとっても素敵です。ぜひごらんくださいね。

昨日のおやつは、保育園の玄米いりの「しょうゆのりおむすび」でした。先日、年長さんと「もみすり」をしましたのでご紹介しますね。

収獲した稲は、割らないわりばしに挟んでしごいてはずし、その後、すりばちと野球ボールで「もみすり」・・・もみがらは、うちわであおいで飛ばしました。初めての体験にみんな大騒ぎ!! ほんの少しのお米ですが、おにぎりのご飯に、玄米で混ぜて炊きました。

 白菜の塩コンブの即席漬けと、カルシウム麦茶で・・・

あとふたつ・・・ご紹介!!

 

これは、きよみさんからの「ドイツみやげのクッキーの型抜き」です。

そして・・・

 

これは、この間「東京都食育フェア」で見つけたなぞなぞカルタです。

どれも、いつどういうふうに使おうかな!と・・・楽しみです(*^。^*)

            栄養士   箱守 美智子

ドイツ報告2

2011/11/01

10月下旬のミュンヘンの日の出は7時半過ぎでした。しかし、ドイツの朝は早いです。ミュンヘン中央駅近くのホテルに滞在していたのですが、朝6時には駅のお店は完全に稼働していましたし、人通りもかなりありました。ゴミ収集車も走っていました。早く出勤して早く帰宅するということなのだと思います。その為、見学した園の殆どが7時~17時までが多く、6時半から開園する園はあっても、17時半以降預かる園はありませんでした。

ドイツでは、0歳~3歳児のキンダークリッペと3歳~6歳のキンダーガーデン、0歳~6歳のコープがあり、一元化をはかるために、保育内容を示している“陶冶(とうや)プログラム”(バイエルン)を共に使うということを決めたのだそうです。陶冶とは一口に言って人間形成を目指すもので、7割は現代における子どもの環境・時代背景、このような時代に求められる子どもの力が分析されているそうです。後半の3割で具体的な保育内容が示され、自園で取り入れたいものを抽出するものだそうです。例えば、科学を重視する保育をしたいと言って手を挙げれば、市当局がそれを支援してくれるのだそうです。それで、“学びの部屋”というものがどの園でも見られました。

写真のように、ある園では人体模型や、顕微鏡、骸骨なども飾られた部屋もありました。0~3歳のキンダークリッペでは“量り”が何台も置いてあったりしているところもありました。陶冶プログラムの中では、“文字、数、科学”が重視されていることが伺われました。

学びの部屋(コーナー)については、考えたいところだと思いました。

気持ちいいな!お散歩は♪

2011/11/01

 

今日から11月。今年もあと2ケ月あまりとなりました。早いものですねぇ~。

天気予報によりますと、今週は気温が上がるとか・・・特に赤ちゃんには、体調管理には十分注意が必要な時期です。

しかし、日中は日差しが暖かいので、お散歩をするには、とても気持ちのいい時期でもあります。

毎日、外遊びの前には必ず神社に参拝に行きます。神様に感謝の気持ちを込めて「ありがとうございます」と2拍手。

最近では、”ポンポン”と口で言いながら、手を合わせる子もでてきました。毎日の繰り返しは、とても大切なことですネ。

この時期、毎年神社で恒例の「菊花展」が開かれています。とても素敵な花が飾られています。

お花の前で写真をパチリ。

お散歩の途中で、犬にあったり、おじいちゃん・おばあちゃんに声をかけられたり、いろいろな体験をして、楽しんでいま~す。

                                                           まさよ:記

ドイツ研修

2011/10/31

一週間ぶりのブログです。何故一週間ぶりかといいますと、23日から昨日まで、“藤森平司先生と行くドイツ(ミュンヘン)ツアー”に参加していたからです。藤森先生とは、現在、新宿せいが保育園園長で、保育界では最も尊敬された先生です。様々な斬新的な取り組みをされ「見守る保育」の提唱者でもあります。当園にも過去に二度、講師としてお呼びしています。

このツアーはもう11回か12回目実施されていますが、今まで、運動会や発表会など、何かとかちあって行くことができないでいました。が、今年は大規模修繕事業控えている上に、当園の設計士さんもスタッフの一員で参加されていたので、この機会は本当にラッキーでした。大規模修繕ですから、園舎の外観はほとんど変わりませんが、内部はかなり変わります。家具や照明、教材など、参考になることが多かったので、予算の許す範囲で環境を整えていければいいと考えています。ただ単に、ドイツの環境を真似るというのではなく、この地域に合った、保育理念に適したものにしていくつもりです。

さて、このツアーは、ハードなツアーです。何がハードかというと、午前中一か所、午後一か所じっくり幼稚園の見学をし、夕方5時半頃迄にホテルに戻ります(ホテルは同じホテルに滞在するので楽でした。)。夜は7時半~10時過ぎまで、撮ってきた写真をもとに検証していくのです。これは参加は自由とはいっても全員参加していました。これがとても学びにつながるのですが、早朝ジョギングをしている私にとっては、睡魔との戦いの時間でもありました。夜のミーティングの時間まで約2時間は自由時間なので、お店を見て回り、曼荼羅とは違った面白い塗り絵や、シュタイナーのおもちゃ屋さんなどで買い物をしました。しかし、時間がないので、夕食はソーセージを挟んだパンを帰り道を歩きながら食べるという慌ただしいものでした。でも、見学した先々の園で、プリッツェルや手作りケーキと飲み物で接待を受けるので、あと数日いたら、完全にお腹のみならず顔が丸くなっていたことでしょう。お粗末な夕食と、早朝ジョギングで何とか体重をキープできたと思います。

明日は、内容を紹介しようと思います。

まだ写真を整理していないのですが、これは3日目の午後に見学させてもらった学童保育の一室です。天井には電飾も使って、こんな素敵な空間があったら癒されますよね。

みかん組になって、7か月…

2011/10/31

みかん組になって、もう、7カ月も過ぎてしまいました。1週間ぶりに全員が揃い、思わず「集まって~!」と、記念撮影してしまいました。みんな 大きくなったでしょう(^^♪?

今日は とってもいいお天気! コーナー遊びの後は参拝に…。自分で靴や草履もずいぶん履けるようになりました。

ここのところ、ばなな組のお兄さん・お姉さんに手をつないでもらって外に出かけています。歩くのもスムーズで、戻ってきてから園庭で遊ぶ時間もたっぷり確保(^^)☆ミ いっぱい遊べるようになりました。

明日から、いちご組のお友だちも加わって更ににぎやかになりますよ~♪ みんなでいっぱい遊ぼうね!  雅子:記

こんなに出来るようになったよ!

2011/10/28

毎日のハイハイうんどうでは、おうま・高ばい・ワニばい・ペンギン・アヒルと一連の運動を行っています。今日は、その後にきんぎょ体操・カメ・ブリッジと柔軟体操を取り入れました。

きんぎょ体操

床の上に両手をあげて寝ます。そして、おしりをフリフリ・・・・。あおむけ・うつぶせの2回をやります。

カメ

もしもしかめよかめさんよ~♫の歌に合わせて両足を手でつかみ頭をぐっと持ちあげます。

ブリッジ

カメさんの曲に合わせて今度は、ブリッジです。このブリッジは、全員は出来なかったのですが、今週に入りなんと全員ステキなアーチを描いてのブリッジが出来るようになりました(^O^)/

その光景に担任は、感激!!「すごーい!」と、一人ひとりに誉めると「みて!みて!できたよ」と子ども達からは、アピールの嵐!そして、何度も見せてくれるサービス精神旺盛の子もいました。

毎日の取り組みの中で、出来るようになった嬉しさは、きっと自信へと繋がっていきます。

これからも子ども達の「できた」を楽しみに色々な事に挑戦していきたいと思います★      ばなな組(2歳児担任)角野:記

また、明日!

2011/10/27

子ども達は、遊ぶことはもちろん大好きですが、給食やおやつの時間もだ~い好き。

今日のおやつは、「きな粉マカロニ」でした。茹でたマカロニに、あま~いきな粉がまぶしてあり、人気のメニューです。

外で遊んだ後のおやつは最高!とばかりに、みんなよく食べていました。

おやつが終わり、保育室を掃除している間は、部屋のコーナーに置いてある絵本だなの所で、本を見ながら待っています。

友だちとの密着度「大」ですが、今頃の時期になると、そんなにトラブルも起きず、落ち着いて絵本を見ながら、

部屋が片付くのを待つことができるようになってきました。

そして、掃除が終わると、これまた、子ども達の楽しみな紙芝居の時間。子ども達は絵本や紙芝居が大好きなので、

私達も、この時間は大切にしています。ちょlっとぐらいザワザワしていても、紙芝居が始まると、ピタッと止み、集中して聞いてくれます。

いろいろなお楽しみがあった後は、さようならの挨拶、「みなさん、さようなら・・また明日」。

子ども達の楽しそうな顔、元気な顔を見ていると、私達まで何歳かは、若返りそう!・・・イヤッ若返っています。

また、明日も元気に来てね!楽しく遊ぼうね!待ってますよ♪

ちえ:記

文化祭の準備進行中!

2011/10/26

来たる11月4、5,6日に下妻市体育館にて開催される文化祭の展示に向けて、今まで指先の活動で作った絵や製作の数々を準備中です。

これは、はりこのお面…膨らませた風船に新聞紙を幾重にも貼り付けて、乾かし、色塗りして、好きな顔に作り上げました。髪の色、目、鼻、口もひとりひとり違って楽しい作品が出来上がりました。3歳児から5歳児まで、あまり年齢差を感じない程の出来ばえです!!

次の作品は、写真のフレーム・・・。段ボールを細かく切った台紙にニットの布を切ってボンドで貼りつけました。沢山重ねる子、すっきりまとめる子とそれぞれのセンスが光る作品です。

これは、年長児のみの取り組み、初めて針を持って、縫物に挑戦。フエルトの形は各自のお好みで切り、一針一針頑張りました。

最後は、「こんなに楽しい作品ができたよ!」とみんなではい!ポーズ。

どれも真剣に取り組んだ作品・・・・・どうか、ご家族お揃いで見に来ていただけたら幸いです。是非、是非足を運んで下さい!!              ひとみ:記

大好きな外遊び

2011/10/25

 

参拝から帰ると、子ども達が待ちに待った外遊びの時間です。

ブランコやすべり台、うんていなどの固定遊具の他、三輪車や手押し車、フラフープやボール遊びなどそれぞれが伸び伸びと好きな遊びを楽しんでいます。

4つだけのブランコは、ジャンケンで順番を決めて遊んだり、他のクラスの子や小さいクラスの子とも一緒に過ごす時間は、特別楽しい時間のようです。

兄弟・姉妹で来ている子は、下の子を見つけ手を引いてあげたり、大きなお兄さん・お姉さんの後について嬉しそうに走り回る子ども達を見ていると、まるでみんなが兄弟のようです。          吉田:記