ふるさとだより

昨日のことから

2012/12/07

夕方の地震は久しぶりに、3.11を思い出させるようなものでした。耐震工事をしておいてよかったとつくづく思います。

昨日、下妻中の1年生に、保育士という職業人としての話をしたことをブログに書いた。たまたま保護者にその学校の先生がいらして、今日連絡帳に、昨日の講話は感動する内容でした・・と、書いてきてくださったのだ。私の方は、中学生向けの話は、どんなことをどのように話したらいいのかよくわからなかったので、果たして良かったのか悪かったのか悩んでいたところへ、このような感想をいただけてとても嬉しかった。保育園はどんなところ、どんなことをするところ・・と言う話よりも、心に響く話の方が大切なのでは・・と考えて、3冊の絵本を持って臨んでみた。数年前から、自分では“人間力を高める”ことを、子ども達には“心を育てる”ことを、私の中でテーマとしていることなので、昨日の結果は(お世辞もあると思うが)、少しは進歩できたのかな・・・と思えたとともに、今回のような機会を与えて頂けたことにあらためて感謝している。

タイミングよく、夕べは、しばらく前に買ってしまい忘れていた稲盛和夫さんの『生き方』を見つけ出した。これは今読みなさいということだと思ったので、じっくり読んでみようと思った。

中学生との触れ合い

2012/12/06

今日の午後、下妻中学校にて≪職業人に学ぶ会≫という催しがあり、“保育士”として出席してきました(ぎりぎりに出かけたのでカメラを忘れてしまいました。)。この会は、例年下妻ロータリークラブとこの中学校が行っているもので、医師・看護師・調理師・保育士・建築業・警察官・美容師・運送業など16職種の人達が、中学1年生を対象に各ブースに分かれて講話を行うものです。16職種のそれぞれに、中学生が自分の興味のあるブースに行きます。中学生は、ひとり2か所聞くので、私達は2回話をすることになります。

まず、中学1年生全員が体育館に集まり、校長先生のお話を聞きますが、校長先生は生徒たちに丁寧に礼をします。生徒たちも丁寧に礼をし、返事がまた元気がいいのに驚きました。校長先生が、中学生は義務教育の最後の3年間というのではなく、“社会人の入り口としての教育期間で、将来に希望を持ってもらいたい”とおっしゃっていたことが印象的でした。数か月前には「日本を美しくする会(トイレ掃除の会)」の方々に習い、トイレ掃除を学んだという貴重な体験もあってか、生徒たちは目を耀かせて、時々頷きながら一生懸命聞いてくれていました。質問もいくつも出してくれて、とても反応が良くて楽しい気分になりました。卒園生の何人かが声をかけてくれたのもすっごく嬉しかったです!

会の最期にはサプライズで、合唱コンクールでうたったという歌を披露してくれましたが。、1年生全員の大合唱で、すっごく感動し思わず「ブラボーッ」と叫んでしまいました。とても素直で純粋な中学生たち・・・。良い面をたくさん見ることができて満足でした。参加できたことに感謝です。

約1時間の

ドラゴン亭のその後

2012/12/03

 これは日曜日の拝殿前です。大銀杏の葉っぱがこんなに落ちて、まさに黄色い絨毯です。とても寒い朝だったので、葉っぱがあとからあとから落ちること、おちること・・・。朝日が眩しいきれいな光景だったので、つい一枚。でも、掃除をする側からはとても大変な作業になりますね。

昼食時にレストラン“ドラゴン亭”に早変わりする事務室。(バックに衝立を置くのを忘れました。)今日から人数を1人増やし、4人の子ども達と大人2人で会食することにしました。年少~年長で今日は年中さんが2人。会話も弾み、落ち着いて上手に食べることができています。・・・いつも異年齢の中で、年上の子の姿を見たり、年下の子を思いやったりしている成果が出ていると思いました。

幸福感

2012/11/30

「人間の脳が持つ3つの本能」として、素晴らしい内容があったので紹介します。

≪太古から今日まで、生命は一貫して二つの原理によって存在している、という。
一つは代謝であり、もう一つはコミュニケーションである。
代謝によってエネルギーをつくる。
コミュニケーションによって新しい生命を生み出す。
この二つの原理によらなければ、あらゆる生命は存在し得ない。

この生命を生命たらしめている二つの原理は、人間の幸福の原理と対をなすように思われる。
即ち、あらゆる面で代謝(出と入)をよくすること。
そして物を含めた他者とのコミュニケーションをよくすること。
そこに人間の幸福感は生まれるのだ。

聖賢の教えは、極論すれば、この二つを円滑にするための心得を説いたもの、とも言える。

脳の専門医、林成之氏は、どんな人の脳も三つの本能を持っている、という。
一は「生きたい」、二は「知りたい」、三は「仲間になりたい」という本能である。
この脳の本能から導き出せる「脳が求める生き方」は一つである。

「世の中に貢献しつつ安定して生きたい」
ということである。
脳の本能を満たして具現するこの生き方は、そのまま人が幸福に生きる道と重なり合う。
そこに大いなる宇宙意志をみる思いがする。
遠くから来た私たちは、宇宙意志のもとに、幸福を求めて遠くまで歩み続けているのかもしれない。≫

紅葉

2012/11/29

この“山もみじ”は、園庭に植えてから、もう12~3年になるでしょうか・・・。一時は元気がなくなって、枯れる寸前で、葉がほとんど付かない・・・と言う時期さえありました。が、あきらめずにEM発酵液を撒き続けて、今では元気を取り戻し、今年はこんなに見事に色づいています。保育園の庭で紅葉が見られるなんて贅沢なことだと思いませんか?

紅葉している木々に興味を持つ子も多く、境内の黄色くなった大銀杏はもちろんのこと、このモミジの葉にも、1枚の葉を見ながら「上の方は赤だけど下の方は黄色になっている」・・・などと、大人では見過ごしてしまうようなことを教えてくれたりしています。

こんな素敵な四季の変化を見られる日本って本当に素晴らしい国・・・と今更ながら感じた日でした。