ふるさとだより

読書力

2015/01/29

読書離れが進んでいます。スマホでも読めるようにはなったからとはいえ、それよりも日々の生活(遊びも含めて)が忙しく、読書の時間なんて取れない…というのが本当のところでしょうか。私の学生時代は、担任から「本を読め、本を読め、月に1冊でいいから本を読め!」と何度も言われてきました。なので、月に1冊程度は読んできましたが・・・。しかし、近年以下のようなことを知り、意識して読むようにしなければ・・と思っています。読書力の低下はそのまま人間力の低下につながると言われていますから・・・。

宋学の大儒者・程伊川(ていいせん)にこういう逸話があると言います。・・・・≪伊川は讒言に遭って島流しにされた。十年くらい経って都に帰ってきたが、威風堂々として周囲を圧するような迫力に溢れている。弟子が、「十年も島流しになると普通は憔悴して見る影もないのに、先生はどうしてそんなに堂々として活力に溢れているのですか」と訊くと、伊川は、「自分はこの十年、真剣に骨身を削って勉強し、『易経』やその他の聖賢の教えに通暁した。その学の力だ」・・≫と、答えたといいます。

こういう話もあります。

≪西郷隆盛が二度の島流しで、沖永良部島に流された時、西郷は三個の行李(こうり)を持って行った。その中には800冊の本が入っていたという。僅かに2,3畳の吹きさらしの獄の中で、西郷はひたすら『言志四録』や『伝習録』などを読み、心魂を練った。≫

吉田松陰も同様です。松陰は萩の野山獄に送られた時、在獄1年2か月ほどの間に618冊も本を読み、杉家に移され幽閉された後も、安政3年に505冊、翌4年には9月までに346冊の聖賢の書を読破したといいます。すさまじいまでの読書量です。

以上の先人は、読書は知識を増やすためではなく、“心を鍛え、人物を練り上げるため”の読書だったと思います。

哲学者の森信三氏は、「読書は心の食物、肉体を養うために毎日の食事が欠かせないように、心を豊かに養う滋養分として読書は欠かせない。」と常々言っていたといいます。

碩学・安岡正篤氏は人物を磨くための条件として、①優れた人物に私淑すること。②魂のこもったすぐれた書物を読むこと。 を挙げています。

イギリスの元ブレア首相の言「7歳の児童たちの読書量が、将来の世界における英国の位置そのものである。」と。

中学校へ

2015/01/28

今日は、下妻中学校が、下妻ロータリークラブに依頼して“職業人に学ぶ”という授業を行いました。ロータリークラブは異業種の方の集まりですから、会員の医師や弁護士・会社社長等方々の他に、依頼を受けた美容師・調理師・僧侶・看護師・消防士・保育士など全部で25種の職業人が集まり、中学1年生に対して“その道”の話をするというものです。つまり、体育館で25のブースに分かれて、1年生が聴きたい業種のブースに移動して(ひとり2回)、聴くのです。私は保育士としての心の持ち方などを話してきましたが、みんな素直な生徒たちで、熱心に聞いてくれました。

中学校では、1年生で職業人の話を聴き、2年生で実際の職場での体験をし、3年生で進路を決めていく・・・という義務教育最後の3年間で、社会人としての入り口の学びをしていく・・という試みはいいことだと思います。今年で5回目でした。

「迷った時はお天道様が喜ぶ道を選ぶ」

2015/01/27

一昨年、起業から僅か3年で地球温暖化防止活動環境大臣賞を受賞した星子文(ほしこ・あや)さん。
いま環境ビジネス界で最も脚光を浴びている若手女性経営者です。
地元の熊本から自然が失われゆく中、一念発起し、33歳の時にバイオディーゼル燃料を精製する事業をスタート。
しかし、その道のりは決して順風満帆ではありませんでした。その星子あやさんの記事を紹介します。

≪私は子供の頃から両親に、「判断に迷ったら、その行為が美しいかどうか、そしてお天道様の喜ぶほうを選びなさい」
と育てられました。儲かる、儲からないじゃないんです。
誰もやらないなら、自分でやろうと思い、平成21年、33歳の時に起業しました。
私は本当に人のご縁に恵まれていて、同級生には水道屋さんがいたり左官屋さんがいたりして、
みんなが手伝いに来てくれました。
「新品を買うと高いから、 使えるところは廃材を使おう」と考えてくれて、本当に最低限の借り入れで
始めることができました。
ただ……、私、簡単にできると思っていたんですよね。
廃油なんてどこにでもあるし、みんな処分に困っているわけだから、うちがそれを回収して、エネルギーに変える。
しかも環境にもいいんだから、みんなが喜ぶと思ったんです。
ところが、始めてみたら大変でした。何が大変って、思いもよらない抵抗が……。
・・・廃油は産業廃棄物を取り扱う業者が   処理料をもらって回収し、それをまた転売するという、
   二重の利益構造になっていました。
要するに既得権益を得ていた業界に私のような新参者がエコ活動を旗印に入ってきたので、面白くないですよね。
せっかく回収した廃油のドラム缶がいつの間にかなくなっていたり、
夜一人で事務所にいる時に怖い電話がかかってきたり。
また、ある企業から「話がしたい」という電話をいただいたので、私はてっきりお取り引きの話だと思って、
「やったぁ!」と、たくさんの資料を持って訪問したら、10時間近く帰していただけませんでした。
「手を引け」とか散々言われましたが、借入金もあるし友達も手伝ってくれて、こんな私と一緒にやろうという社員もいる。やめられるわけがないでしょう。
夕方、日も暮れてきた頃、「すみません、やめられません。社員が心配しているので帰ります」
と言って出てきました。
毎日がそれとの闘いで、いろいろ考えて眠れない日が続きました。
自分は経営者の器じゃないんじゃないか。事業をやったのは間違いだったのかもしれない。
いや、負けちゃいけない、経営者なんだから強くなくちゃ……。
そんな日々が1年近く続いた頃、友人に誘われて福岡まで『降りてゆく生き方』という映画を見に行きました。
この映画を見たら、もう、涙が止まらなくなって……。
自主上映だけの映画で、たくさんのメッセージが込められている作品なので一言でお伝えするのは難しいのですが、
お金のために人も自分自身も騙して生きてきた主人公が、人の優しさや温かさ、命の大切さに触れて、
生き方が変わっていくのです。
それを見て、私はもともとそういう部分を大切にして生きてきたし、だからこの事業をやりたいと思ったのに、
経営者だから強くなきゃ、闘わなくちゃと、必死で違う自分をつくろうとしていたことに気づいたんですね。
私らしく生きようと思いました。それでダメならそれまで。
お天道様が喜んでくれる事業なら、私らしくやっても、きっとうまくやれるはずだと思いました。・・・≪以下略≫

インフルエンザに関する記事

2015/01/26

来る2月18日(水)、当保育園で田中佳医師の講演会(健康セミナー)を開催する予定です。その田中先生のブログ(1/16)に、現在流行中のインフルエンザに関する記事がありましたので、紹介します。

≪インフルエンザの時に処方される定番薬剤 タミフル
世界出荷量の8割が日本で購入されているというお話しは既にあちらこちらで目にする事が出来るようになりました。これだけでもおかしいです。更に、予防的にタミフル内服を勧めるのも世界では日本くらい。タミフル耐性ウイルスも増殖中です。ウイルスの風邪に細菌の二次感染予防的抗生剤処方も同じ。ウイルスに抗生物質は無効。無駄な処方が横行する日本医療。本当のことを患者さんに伝えず(知らず)処方するたくさんの医者。

世間の常識は正しいのか?
 医者の言うことは正しいのか?
  下記は添付文書の部分抜粋です。
   入手して熟読し、各自で是非をご判断下さいませ。
    「タミフル 添付文書」でトップヒットです。
      ⇒これですけど出ますか?

<警告1>
本当に慎重な検討の上で処方されているのでしょうか?
処方する医者の基本は、この添付文書を読まないことを知っていますでしょうか?
読まないからこの警告も知らないと思った方が良いのです。

<警告2>
10歳以上の未成年=10歳から、20歳未満へ、原則として本剤の使用を差し控えること という「警告」なのですが、気軽な処方をされてはいませんか?

マンションから飛び降りる危険性は報道でご存じのことでございますが、平地でも突然走り出して道路へ飛び出す危険性は如何でしょうか?

異常行動=脳へ何らかの影響 ということでございましょ? 脳へ影響を起こす可能性のある薬剤をお子さんに飲ませたい? ご自身も飲みたい?

成人なら大丈夫? 本当ですか? 根拠は何ですか? 寝たきりの老人でも脳に悪影響が出てベッドから転落する危険性はあるのでは? ふつうに考えてみて、、、いかがでございましょうか?
【一部抜粋】一般に高齢者では、生理機能 (腎機能、肝機能等) の低下や、 種々の基礎疾患を有することが多いため、状態を観察しながら 投与すること (医学的な高齢者:65歳以上)

10歳未満はいかがでしょうか?
 本当に必要なのですか?
  本当に大丈夫なのでしょうか?
ほとんどの医者は添付文書を読んでいないんですけど。。。
 警告文の説明は受けていますかはてなマーク

<警告3>
ワクチンの効果はさておき(下記の書籍参照)、予防的にタミフルを使ってはいけないというような警告文ですよね。

あと、タミフルでも解熱が起こってしまいます。なぜか。。。。 インフルエンザ発症時の発熱で解熱剤(ポンタール、ボルタレン)が禁忌になったのは覚えておられるでしょうか。かなり深刻に報道されていました。その後、解熱剤による解熱が問題だということとなり、基本的に解熱剤は危険となっています。知らない医者もいますので要注意ですね。私は解熱剤を使った方が脳炎のリスクが上昇するという認識を持っています。如何致しましょうね。
 発熱で病原体を一挙殲滅し、38.5付近で白血球の免疫活性酵素がスイッチONになるシステムを人類はお持ちですのに解熱剤で解熱して最終兵器発動せずとなれば、病原体天国になるのは当然ですし、弱った身体で大量に残った病原体と闘うのは身体にとって大変でしょうし、そんな大量な病原体が脳へ侵入することがあるのは当然でしょうし、脳へ影響するタミフルとご一緒に果てしなく小さなウイルスが脳へ入っても何ら不思議ではないでしょうに

さて、

これはどうでしょうか。

これ、分かりますか?
タミフルを使った人と、プラセボ(偽薬)を使った人との効果の差です。
23.3時間しか短くなりません。
というか、偽薬でも4日以内に治ります。
要するに、薬剤無しで4日以内に治ります。
使うと、3日弱になります。

どうしても23.3時間早く治したい。
 それで副反応などの危険度は省みない。
  飛び降りや飛び出しのリスクを負える。
   脳炎になっても仕方ないかも。
そんな人が使う薬剤ですね。

★タミフル以外の薬剤の添付文書も熟読されたし。「(薬剤名) 添付文書」で代替入手可能。

インフルエンザ・ワクチンは打たないで!/母里 啓子

¥1,080

顎を引けば人生が変わる?

2015/01/23

かつてプロサッカー選手としてJリーグやブラジルのチームで活躍した伊藤和磨さん。
持病の腰痛が悪化し、引退を余儀なくされた経験から、人間の姿勢や動作パターンと頭痛、肩凝り、腰痛、鬱病などの
身心の不調との関係を研究。
10年以上にわたりパーソナル・トレーナーとして様々な症状に苦しむ患者さんたちを回復へと導いてきているそうです。
そんな伊藤さんが語った「姿勢を整え、心を修めるカンタン実践法」を、以下の記事で紹介します。

≪人間の体は、転倒しないように頭と骨盤が連動して常にバランスを取っています。
頭が前に出れば骨盤は後ろに倒れて猫背になり、逆に顎を引いて頭を戻せば骨盤が入り、
背骨が自然なカーブを描いて立った状態になるのです。
これはニュートラルポジションといって、重い頭が胴体の真上に位置して脊柱が最も安定し、
上半身の重さを骨で支えられた状態です。
全身の運動効率が高まり、最小の力で最大の力を発揮できる状態と言えます。
顎を引いてこのニュートラルポジションを取ることによって、首や肩の凝りが軽減され、頭痛の予防改善に繋がります。
腰にかかる負担も軽減されるため、腰痛にもかかりにくくなるのです。
しかしながら腰痛を訴える人の体を診ると、大抵顎が上がって腰骨が後ろに倒れている、或いは前傾姿勢になっています。
また、顎が上がると呼吸が浅くなり、緊張や不安などネガティブなマインドが引き起こされやすくなります。
うつ傾向など、心の問題を抱える人も、顎が上がり、姿勢が悪いために呼吸も浅くなっているケースが大半です。
質のよい呼吸をするためには、息を鼻から吸うことが必須条件となります。
鼻呼吸は鼻の粘膜を刺激するため、脳が活性化します。
しかし、呼吸は姿勢の影響を受けるため、姿勢を改善しないことには呼吸の質を改善することはできません。
顎を引いて、舌を上顎の歯の裏側につければ、自然と鼻呼吸が促されるのです。
しかし、舌が下がって口が半開きになると、鼻呼吸ができなくなります。
口呼吸では一回に吸える酸素の量が少ないので、呼吸の回数が増加して交感神経が活性化します。
結果的に不安や緊張、怒りといったマイナスの感情が増長されるのです。
心の問題の解決に、精神医療など、心の面からアプローチしても思わしい効果が得られない場合、
逆に体からアプローチすることで大きな効果が得られることは、10年以上この活動に携わってきた私の実感です。
心技一体といいますが、まさに姿勢は心を修める器であり、心の有り様は如実に姿勢に表れるのです。
したがって、姿勢を整え、常に一番快適で一番動きやすい状態にすることによって、心も自ずと整えられていくのです。
人生を変えること、自分の考え方を一新することはそんなに簡単なことではありません。
しかし、いまからできることがあるとすれば、まずは1日1回、1時間のうちのたった1、2分でも結構ですから、
顎を引いて姿勢を正すことです。・・・以下略≫   ・・・だそうです。これならできそうだと思いませんか?