ふるさとだより

遅ればせながら・・・

2015/01/15

去る1月11日は「鏡開きの日」でした。
「鏡開きの日」には、今年一年の家庭円満を願いながら、神様に供えた鏡餅をおさがりとして頂くという
日本特有の風習が今に引き続がれています。
日本にはまだまだ先人達が古来より伝承してきた行事や風習が多くあり私たちも次の世代に、語り継いでいかなければと・・・と思います。
【鏡餅の意味と由来】は
古い時代には鏡が神聖なものとして扱われており、今でも寺社などでは、鏡を御神体として祀ってありますが、
鏡餅も年神様の依り代、つまり御神体なので「鏡餅」と呼ばれるようになったそうです。
●鏡餅は、大小の丸い餅を重ねており、 これは円満に年を重ねることを意味し、
●お餅の上に載せる橙は、その年になった実を落とさずに次の年にも、また次の年にも新しい実をつけることから
 何代もの橙が1つの木についているところを家族にたとえ、家系代々の長寿や繁栄を願う縁起物として飾ります。
●昆布は、喜ぶの語呂合わせと共に 子生(こぶ)(子供が生れる)の意味があります。
●裏白は常緑樹のシダで、葉が左右対称に生えるので 対になっていることから、夫婦円満を意味し、古い葉が落ちずに 新しい葉が出てくることから橙と同じように家族の繁栄を願う気持ちも込められています。
 また裏白の葉は、表が緑で裏が白いことから 心に裏表が無い「清廉潔白」を表すとともに、
 白髪になるまでの長寿を願うものとされています。

【鏡開きの意味と由来】は
 神様にお供えした鏡餅を食べるのは、神様との繋がりを強め、神様のパワーを頂けると考えられていました。
「鏡開き」の風習は、もともと武家から始まったそうで、 刃物で切るのは切腹を連想させるため、包丁などの刃物で切るのは禁物で、手で割り砕くか、木槌で割るようになりました。
 また、鏡餅には年神様が宿っているので、神様とも縁を切らないように末広がりを意味する「開く」を使うようにな り、「鏡開き」になったといわれています。

先人の思いを受け留め、園でも(11日は休日だったため)13日になりましたが、おやつには鏡餅入りのぜんざいをいただいたので、今年も一年間、無病息災でイキイキとした毎日を過ごして行けそうです。

母と娘に起こった奇跡

2015/01/14

遺伝子研究で世界をリードする第一人者、筑波大学名誉教授の村上和雄氏。
「私たち人間の身体は、 約60兆個の細胞からできている。
 そして、人間が持っている遺伝情報は、 1ページ1000文字で1000ページある 大百科事典3200冊にも匹  敵する。 その中の眠っている0・5%の遺伝子を 目覚めさせれば、人生が変わる」
 50年以上にわたって遺伝子研究を続けてきた村上和雄さんはこう語ります。
・・どうすれば、スイッチ・オンになるのでしょうか・・・。
 以下『スイッチ・オンの生き方』村上和雄(筑波大学名誉教授)より抜粋
          
≪2005年4月に起きたJR福知山線の脱線事故で、順子さんは重症を負いました。
事故発生から約5時間後に意識不明の瀕死の状態で助け出され、病院に担ぎ込まれたときには
自発呼吸も止まっていました。
ご家族は医者に、「もうだめです。諦めてください」といわれたそうです。
しかし順子さんのお母さんは、「まだ娘は死んでいない」と必死に看病されました。
事故から1か月くらいたったとき、お母さんは、たまたま私のラジオの放送を聴かれました。
そこで私は心と遺伝子の話をしており、明るく前向きで「陽気な心」がよい遺伝子のスイッチをオンにして、
生命力を活性化することは十分考えられると語ったのです。
「あなたの思いが、あなたの遺伝子の働きを変えますよ」
という私の言葉に、お母さんは元気づけられ、順子さんの枕元で、
「順ちゃん、順ちゃん、奇跡を起こそうよ」と励まし続けました。
その思いが通じたのですね、意識が戻ったのです。
やがて手を握り返し、言葉を発し、笑うようにもなって、順子さんは1年後に退院しました。
食事も口からとれるようになり、やがて車椅子に乗って私の講演を聴きに来られるほど、元気を回復しました。
医者はその回復ぶりにびっくりしています。
そしていま、順子さんは障害にも負けず、パラリンピック大会への出場を目指して、水泳の本格的トレーニングに励んでいます。
母親の思いと、その娘さんの決心によって、まさに奇跡的なことが起こったのです。
その奇跡の要因は、私の言葉でいえば、「明るい」「前向き」「笑顔」といったポジティブなストレスです。
母と子の間の「陽気な心」が生命力の遺伝子のスイッチをオンにして、彼女を信じられないほどの回復に導いたのです。
遺伝子をオンにするための心構えというものを私自身の体験から振り返ってみたいと思います。
それには、3つくらいの条件があるように思います。
1.高い志を持つということ
2.喜びを多くの人と共有するということ
3.自分たちの仕事が世の中のためになるという、熱き思いや意識を持つこと
もう1つ、「親を喜ばす」という項目を付け加えてもいいかもしれません。ー以下略ー≫

初祈祷&焼き芋

2015/01/14

今日の指先運動の時間に、年長さんが、さつま芋を濡れ新聞紙とホイルに包む作業をしてくれました。集めておいた落ち葉でたき火をして(今日だけ燃やすことを許して頂いています。)焼き芋にしました。  昼食後にはちょうどよい状態になって、全園児で食後のデザートとなりました。

また、全園児が大宝八幡宮の拝殿に昇殿し、今年一年の健康と安全を御祈祷していただきました。

年長児は、年長となった4月から、毎月一日の月次祭で昇殿してきましたが、2月も3月も一日は日曜日なるので、今回が最後の昇殿ということになります。

犬の足

2015/01/09

面白い日本昔話を紹介します。

昔々・・・。犬は3本足だったようで、ぴょこたん、ぴょこたんとても歩きにくかったようです。そこで神様に「3本では歩きにくいので、もう1本もらえないでしょうか?」と、お願いしました。神様は気の毒に思って、あたりを見渡たところ、香炉をみつけました。そして香炉に向かって「お前は、ただ立っているだけなのだから、1本なくてもいいであろう?」というと、香炉は「いいですよ!」と。・・・そういうわけで、4本足だった香炉は3本足に(写真)、3本足だった犬は4本足になったとか・・。犬は大変喜びました。だから、神様からもらった大事な足を濡らさないように、1本うやうやしく上げて、おしっこをするようになったとか・・・。

菌ちゃんを見たよ!

2015/01/08

昨日、年長さんと厨房裏の生ごみ処理のスペースを見ました。夏にみんなで作ったEMボカシと土を生ごみに混ぜて、シート(冬場は透明のビニール)をかけておくと、こんなになるんだよ・・と、ビニールをめくってみると、タイミングよく菌ちゃんをいっぱい見ることができました(写真の白い部分が菌ちゃんです。)。「菌ちゃんだ!」「菌ちゃんだ!」と歓声があがりました。これが栄養のある土となって、プランターや畑に使うことをわかってくれたかな・・・。