2010年 5月

自己尊重感をしっかり育てるには・・・

2010/05/26

自己尊重感(自己肯定感)について、先日紹介した青江知子氏の『デンマークの保育』に具体的に記載されていたので紹介します。

子どもはそのままの自分を認められることにより、自己尊重感を育てていきます。人に引っ張られず自分が良いと思う道を進むことができる人になる為には、自己を失わないことです。(これは個人の幸せに一番大切なことです。)そして自分を理解し大切にすることは、また周りの人を理解でき、大切にできることに繋がっていきます。自分が失敗して自信を失った時、この自己尊重感があれば、自分を立ち直らせることができます。幼少期に自己尊重感を育てておくことは非常に大切なことです。ありのままの子どもを認め、愛情をたっぷり与え、自己尊重感をしっかり育てていきたいものです。

自己尊重感を育てる為のことば遣い

評価する言い方をできるだけ減らします。例えば子どもがブランコに乗っていると、「高くこいで面白そう」と言い、「高くこげてうまいね。」というような子どもを評価する言い方をできるだけ減らします。評価の言葉は、子どもを何ができるかできないかで、自分がいい子なのだとか、ダメな子だとか思わせてしまいます。何かがうまい子は、それによって自信は持ちますが、その子からうまいことを取り去った場合、もしその子が自己尊重感を持っていなければ、自信を失ってしまう可能性があります。

禁止の言葉はできるだけ少なく、肯定的な言葉で。例えば「走ってはダメ!」「○○してはダメ!」と言わないで「歩きなさい!」「○○しよう!」と言う表現にできるだけします。禁止の言葉が生活上で多くなると、子どもの生活が制限されてしまい、毎日が楽しいものになりません。幼少期に楽しかった、嬉しかった、面白かった等の体験をたくさん味わうことによって人生に対して肯定する見方ができるようになります。

子どもの自分の中に生じている気持ちを言葉で表現する。大人が子どもの言えない感情を言葉にして表現してやると、子どもは自分の気持ちをうやむやにしてしまわず、「自分がなぜ泣いているのかが分かってもらえた、泣いてもいいんだ」と安心し、むやみに泣くのをやめて気持ちを落ち着かせます。子どものそのままの姿がここで認められたことになります。自分の感情の整理に、子どもの気持ちを言葉で表現してやることは大変意味のあることです。

きなこクッキーおいしかったね!

2010/05/26

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 月曜日のおやつは、年長さんの手作り! 「きなこクッキー」でした。

朝の指先活動の時間に、クッキー生地をつくるところを見て、「おお~!」っという子どもたち!

大量のホットケーキミックスときな粉は、大きなざるとボールをつかって、ふるい・・・やわらかくしたバターと粉砂糖は、ハンドミキサーで「ぐわ~っ!」っと。それを合わせて、一人ずつの団子状にして、昼過ぎまで冷蔵庫で寝かしました。

午前寝をして給食を食べたら、また食育の部屋に集合ね!と・・・。

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 ところがところが・・・なんと、とてもとても扱いにくい生地になってしまったのです!

 せっかく「のし棒」を用意したのですが、ちょっと使いにくい!型で抜こうとしても、とってもやりづらい!のでした。 

 それでもそれでも、子どもたちはあきらめず、力の入れ具合をいろいろ工夫しながら仕上げてくれたのです(*^。^*)

 

 その結果・・・おいしいおいしい(^v^)お口の中でほろりととけるような、

 きなこクッキーがみ~んなのもとに届けることができたんですよ! 

 よかったねぇ~!             栄養士  箱守 美智子  記       

 

こどものけんかの場合

2010/05/25

子どもがけんかをしています。どちらの対応をしますか?

A:「もうけんかをしたらいけません!けんかをしないで仲良く遊びなさい!」と、いきなり中止して、仲良く遊ぶことのみを大人が主張します。

B:「どうしたの・・・そう、悔しかったの・・・話してごらん・・」興奮している子どもの気持ちを周りの大人が汲んでやったり、気持ちに沿ってやったりして、なぜそうなったのか、どういう状況でそうなったのか、子どもが語れるような雰囲気を作ります。

例Aは、けんかをすることにマイナスの価値観があり、けんかにすぐふたをしてしまいます。子どもはけんかのいきさつや、その時の思いを外に表現できないまま次の行動に移らざるを得ません。自分の気持ちが封印されたまま、表現能力は絶たれています。

例Bは、大人から表現の場をもらっているので、自分の気持ちを言ったり、状況説明を言葉で言ったりできます。こうした経験は自分の気持ちを言える子どもをつくり、ものごとの状況が語れる子どもをつくっていきます。例Bのような会話を家庭でも園でも幼児期に培っておくことが大切です。このような会話が、話せる子どもをつくり、聴ける子どもをつくり、けんかができ、仲直りができる子どもを育てていくのです。自分の思いをしっかり聴いてもらって育った子どもは、友達の思いを聴くことができ、友達の思いを察することができるようになります。そして、子どもの思いや話を、大人がしっかり聴くことによって、大人が自分を大切に思ってくれていることを感じるのです。そうした大人の行為が、子ども自身の自尊感情を育て、自信ある子どもをつくっていきます。言い合いや、いざこざ、けんかに丁寧に接していく事は、一見遠回りの子育てのように思われますが、子どもにとって社会性を養う大切な土壌作りとなるのです。幼児期から、毎日のこうした積み上げが、主張でき、受け入れることができ、折り合いをつけることができる社会人をつくっていきます。  『個を大切にするデンマークの保育』より抜粋

年齢が高くなるにつれ、子どもが仲裁に入ったり、子ども同士で解決ができるようになってきています。子どもを“信じる”こと、そして愛で“見守る”ことが基本にあればこそできることだと思います。

クレヨンを持ってのお絵描き

2010/05/25

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「何色を使おうかな」

今日は、まる、さんかく、しかくが描いてある画用紙にぬり絵をしました。なかなか難しいんですけどがんばって挑戦しているところなのです。みんな真剣でしょう。今はできなくても月を追うごとに成長してどんどん上手になっていくと思います。そして3月には一年間の成果が見られると思います。今からとっても楽しみです。        高田理代:記

映画『ゆずり葉』

2010/05/24

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昨日の日曜日、下妻市民文化会館にて10時と14時の2回上映されました。京都市の上映では、総動員数が1000名を超えたそうですが、下妻は1000名に少し足りないもの、堂々全国第2位という動員数!下妻社会福祉協議会はじめ関係者の皆様の熱心な働きかけがあったからだと思います。とても感動的な内容で、もっと中学生や高校生などの若い人たちに見て欲しかったと思いました。(若者が少なかった感じでした。)

なぜタイトルが「ゆずり葉」なのか。若い葉が育ってから、古い葉が落ちることからこういう名が付いているそうです。(柏の葉もそうでしたが・・・。)この映画は全日本ろうあ連盟創立60周年記念映画で、この60年の間には、種々の並々ならぬご苦労があったことを察します。私達は、五体満足で生まれ、耳も聞こえ、話もでき、目も見える・・・こういうことが当たり前になっていて、少し疲れたり、嫌なことがあると、ついつい不平不満を言ってしまいますが、バチが当たりますね!耳が聞こえないということで、運転免許も取れない、国家資格の免許申請を却下されたり・・差別とも思えることが法律で定められていたのだそうです。60年という長い長い間、決してあきらめることなく署名運動などの活動を受け継いで行なってきたことで、少しずつ法律を変えていったことに、そのすさまじさすら感じました。・・・戸口のインターホンの音も、船の汽笛も、赤ちゃんの産声も、何にも聞こえない人たちがいるということに気づいていませんでした。字幕がないために、映画の邦画は見られず、演劇も見られず・・・そんなことにも気づいていませんでした。

人には必要なことが与えられる、乗り越えられる人に必要な試練が与えられるといいます。人生において与えられた試練は勉強させてもらう為なのです。今回のゆずり葉では、それが次の世代に受け継がれ、必ずその努力は花開いていくものなのだ・・ということをあらためて感じたと共に、ゆずり葉というステキなタイトルにも納得いきました。映画をご覧になれなかった方には、書籍『ゆずり葉』が出版されています。