今年も例年よりちょっとだけ遅れて神楽殿前の“なんじゃもんじゃの木”に花がつきました。雪がかぶったように真っ白に可憐に咲いています。
今日は、私の好きな詩人坂村真民氏の詩を紹介します。
ーこちらからー
こちらからあたまをさげる こちらからあいさつをする こちらから手を合わせる
こちらから詫びる こちらから声をかける
すべてこちらからすれば 争いもなくなごやかになっていく
こちらからおーいと呼べば あちらからもおーいと応(こた)え
赤ん坊が泣けばお母さんが飛んでくる
すべて自然も人間も そうできているのだ (以下略)