フルーツヨーグルトの落とし穴
市販のフルーツヨーグルトはプレーンヨーグルトより健康に良さそうな気がしますよね。しかし、実はプレーンヨーグルトより健康にいい点はないようです。ヨーグルトが健康にいいのは、乳酸菌が、善玉菌が多くなるように腸内を整えてくれるから。ですが、フルーツヨーグルトの乳酸菌数はプレーンヨーグルトの半分以下しか入っていないようです。少ない分果物が入っているので果物の栄養分をとることができると思いきや、果物の栄養は期待できないようです。生の果物に含まれている酵素が、ヨーグルトの品質に悪影響を与えるので、熱で酵素を破壊した果物を用いているため、この時点でビタミンCは半分から5分の1になってしまっているそうです。
それをサイコロ状に小さく切り分けるので、ミネラル分がさらに減り、味も薄くなるので、糖類、酸味料、香料を加えてフルーツ感を出しているそうです。更に増粘多糖類で果肉が沈まないようにしているので、トロッとしていても、栄養価はほとんどなくなっています。買って食べるなら、乳酸菌の菌数が多いプレーンに限りますね。
フルーツヨーグルトを食べたいときは・・・・・・500g入りのプレーンヨーグルトを用いて手作りしましょう。手軽なのはジャムを入れる方法。ジャムは果物の成分を取り除いていないので、ミネラル分を豊富に摂ることができるし、香料を含まないので、さらっとした美味しさになります。ポイントは原材料欄の最初に「果物名」が書かれたジャムを使うことです。
またドライフルーツを入れるのもお勧めとか・・・。レーズン、プルーン、クランベリー等をヨーグルトに入れ、一日置きます。ドライフルーツがヨーグルトの水分を吸収して柔らかくなり、濃厚でクリーミー、そしてミネラルたっぷりの美味しいフルーツヨーグルトになるそうです。これに生のみかん、リンゴ、ももマンゴーなどの果物を1~2品入れるのもフレッシュで健康にいいフルーツヨーグルトに。
薬膳ヨーグルトの作り方・・・・・①プレーンヨーグルト500g / ブルーベリー30g/クコの実5gを用意して混ぜ合わせ1日置く。②国産かんきつマーマレードと、リンゴを入れたら出来上がり。
乳製品はほとんどとらない私が、こんなブログを書いています。が、ヨーグルトが大好きなお母さんやお子さんも多いと思って書きました。内容は、「食品と暮らしの安全基金」小若順一氏著の 『素敵な節約』によります。