・・・昨日の続き。クリニック真健庵院長 吉村尚美医師の記事から・・・
《日本人の平均体温が下がった原因は3つで、1つは“生活環境の変化”。2つ目は“食習慣の変化”。3つ目は“運動量の低下”です。1つ目の生活習慣の変化では、昔は木造家屋で風通しが良かった。今はコンクリートで密閉された構造で、熱がこもりやすく、夏は常時冷房をしないと生活できません。夏は汗をかいて熱を逃がさないとならないのに、冷房の中にいると毛穴は閉じて血管も縮んでしまう。その上長時間のデスクワークで血流はさらに悪くなる。これでは当然体温は下がり、体温調節機能がおかしくなり自律神経にも異常をきたしてしまうのです。
2つ目の食習慣では、昔から日本人は味噌や醤油などの発酵したもの、玄米や雑穀、野菜、魚、海藻をよく食べていましたが、戦後は欧米化して肉やスパゲッテイなど消化に悪いものばかり食べるようになりました。また、レトルト、冷凍、インスタント等の手軽で安価な加工食品が多く出回るようになりました。これらの食べ物には防腐剤や人工甘味料などの添加物が多く含まれています。それを電子レンジでチンをすればビタミン・ミネラルなどの栄養素は壊れるんです。それから、体を冷やす食べ物を一年中食べていることも挙げられます。体を冷やす南国系の果物もスーパーには一年を通していつでも並んでいます。…以下略》
等々・・・。知らないことは恐ろしい事で、がんや生活習慣病が増える一方です。気づいた時から気を付けていきましょう。