先週の、クラス日誌に次のような“気づき”がありましたので、紹介します。
【《犬棒カルタ》をコーナー時に出してみると、年長のほとんどの子が集まり、始めようとした時に、年少児のSがやりたそうに覗き込んだ。
「入れてやる?」と担任が言うと、「でも、読めないし、ケンカになるヨ」とA.「じゃあ、始めは見ているだけにして、少し覚えたら入れてやる?」と言うと、Sは納得。
年少のSは、年長の遊びを見ながら、特に不安げでもなかったが、「“さ”だけは、Sちゃんが取るのはどうお?」と声かけすると、みんなは「いいよ!」と言ってくれた。
たった1枚の札を取るために、じっと耳を澄まし、集中するSの姿は凄い!
そしていよいよ・・・「さるも木から落ちる」で、すばやく手を出し取る事ができた。Sの笑顔は輝いていた。
異年齢での遊び方に、助言したり、話し合って意見を述べさせて解決していくことの大切さを、考えさせられた。】