以上児(異年齢クラス)のあるクラスの日誌に次のようなことが書かれていたので紹介します。
“雑巾がけの時間、年少児同士がよそ見をしながらかけていて、ぶつかってしまった。年少女児C子の方はすぐに「ごめんね。」と謝ったが、年少児K男が「ゆるさない!」と。C子は大泣きになってしまう。そこで、担任が声をかけようと思ったが、年長児R男がまず、C子の頭をなでながら、「ちゃんとごめんねができたの。えらいね!」と言う。そしてK男に近づき、目線を合わせて、「お互い様だし、C子ちゃんごめんねしてるんだから、許してあげなよ。女子の子には優しくしなきゃいけないんだよ!」と話していた。その後、R男は、C子の手を引いて、みんなが集まるところに連れて行ってくれた。”
年長児のこの大人顔負けの対応に、こんなにやさしく成長してくれてとても嬉しくなりました。大人がすぐに手出し口出しし、ジャッジしていると、なかなかこのようには育たないものです。見守る保育、異年齢保育の利点です。今日も園庭では、大きい子が小さい子のブランコを押してあげたり、手を引いてあげてクラスまで送って行ってあげたり・・・。随所でこんなほほえましい光景が見られていました。やさしくしてもらった経験があるからこそ、優しくできるようになるんです。
・・・・今日の外遊びは3時近くなって、0.19μシーベルトに上がってしまったので、15分ほど早く園庭遊びを切り上げました。室内に入るときには、うがい・手洗いをしますが、おうちでもこの習慣は励行していただきたいです。寒い時期の風邪予防のみならず、放射能についても有効と考えます。
明日は、講演会&クラス別懇談会です。おやつ会食の際には保護者用のマイ箸・マイカップのご用意をお願いいたします。