今日は赤口・・・。一般的に、お祝い事や催しの初日などには良い日を選びますよね。しかし、赤口は正午はいいのです。それで、午前午睡後に、無事にプール遊びができますように・・と御祓いをしていただきました。子ども達は神妙に、祝詞(のりと)を聞き、お祓いを受けました。始まる前には、日頃見慣れない神職の装束や持ち物に、「頭にかぶっているのはなあに?」「烏帽子(えぼし)」、「青い着物は何ていうの」「狩り衣(かりぎぬ)」、「足に履いているのはなあに」「浅沓(あさぐつ)」などと質問攻めに・・・。でも御祓い中は神妙に・・・。子ども達はよくわきまえていると感心してしまいました。未満児用のプールやベビーバスも御祓いしてもらって、プール開きを終えました。いよいよ来週から、水しぶきと子ども達の歓声が響き渡りそうです。
又、昨夕19時より、拝殿前で大祓(おおはらえ)の神事がありました。これは半年の罪・穢(けがれ)を祓うもので、6月末(夏越神事)と12月末(年越神事)の2回行なわれます。6月の夏越神事では、茅の和くぐりがどこの神社でも行なわれますが、茅草で作られた輪の中を左・右・左と八の字に3回通って穢れを祓います。「蘇民将来」の神話がありますが、その中で、茅の輪を腰につけて災厄から逃れられたということから、“茅”の旺盛な生命力が神秘的な除災の力を有すると考えられてきたようです。
蘇民将来の神話は、後日機会があったら紹介しようと思います。