ふるさとだより

畑の土づくりをしました

2014/03/12

昨日“調理前の野菜くず”を保護者にお願いしたところ、今日約20キロも集まったので、午後、子ども達と園庭にある畑の土づくりをしました。保護者の皆様、ご協力ありがとうございました。子ども達は次の作業をしました。

①まず持ち寄った野菜くずをもっと細かく手でちぎりました。みんな根気よくできました。②①に米ぬかとEMボカシを良く混ぜて、踏み潰しました。③それを畑の土と混ぜ合わせ、カマボコ状の畝にして、新聞紙をかけた上にビニールシートをかぶせて出来上がりです。・・・この作業をしてから植え付けができるまでに、1か月ほどかかります。新年長児が連休明けに夏野菜の苗を植えるまで、生ごみを食べた元気な菌ちゃんがいっぱいの畑にできあがってくれるとおもいます。

どんな出来事でも、よいことは必ずある

2014/03/11

今日は3.11。3年前のこの日は誰も忘れることはできないでしょう。最愛の家族を突然失った悲しみはどんなんでしょう・・・。私は先月夫を亡くしたけれど、突然ではなかったことがまだ救われます。もっと悲しい思いをした人たちがいる・・と思うと耐えることができます。                                             今日は地震のあった2時46分に1分間の黙祷をしました。小さい子ども達だから当時を覚えてはいないでしょうが、映像を見たり聞いたりしていると思いますから、風化させないためにも・・・。

今日は、文学博士の鈴木秀子氏の感動の記事があったので、紹介します。どんな出来事でも良いことはあると言うものです。 

 ≪最近、私が主宰するワークショップに、ある韓国人のグループが参加しました。
その中の一人の女性がこういう話をしました。
その方には一人娘がいます。幼少の頃から「この子の音感は群を抜いている」「将来、音楽家になるかもしれない」
と評判が高く、両親は考えた末に地元で有名な先生の下でバイオリンの指導を受けさせるようにしました。
案の定、彼女は目覚ましい成長を遂げ、コンクールの入賞経験を重ね、留学したウイーンの高校、大学では常にトップクラスでした。
成績表が送られてくるたびに気をよくした両親は、彼女の才能をさらに伸ばそう、有名にしようと電話や手紙で激励し続けました。
そうして迎えた卒業試験の日。
試験で一番になれば、それなりの社会的地位が約束されていました。
誰もが彼女がその栄に浴すると信じて疑いませんでした。
しかし、その前日、彼女は突然高熱を出して、本番で楽器が弾けなくなってしまったのです。
それからというもの彼女はすっかり自信を失ってバイオリンを手にしなくなり、たまに弾いても全く音が合わなくなりました。
生きる気力すら失せ、5、6年経った今日も鬱状態にあるといいます。
両親にしてみたら、あれほど期待とお金を投じた夢が消え去り、我が子が鬱になったわけですから、それは大変な苦しみでした。
ワークショップで私は母親に言いました。
「人生はコインの裏表と一緒で、悪いことの中には必ずよいことが隠れているものですよ。 どんな出来事にも必ず意味があるから、
 それを一緒に探ってみましょう」
しかし、母親には私の言葉に耳を傾ける余裕などありません。
「よいことなんか絶対にありませんよ。こんな辛いことが他にあるでしょうか。この辛さから逃れ、娘を救ってもらいたい一心で
 シスター鈴木に会いに来たんです」
私たちのワークショップでは二人一組となり、相手の体験に耳を傾けた後、一人が
「あなたが体験したその出来事には、 どんなよいことがありましたか」と質問するセッションがあります。
相手がどれだけ「ありません」と繰り返しても、腹にすとんと落ちる答えを引き出すまで、
1時間でも2時間でも、考えるゆとりを与えないくらい立て続けにこの質問を投げかけていきます。
この手法によって頭で分かっていたことが本心で受け入れられるようになるのです。
「嫌なことばかりです」の一点張りだったその母親にも間もなくして変化が表れ始めました。
「そういえば、娘が病気になってから、いつも家にいてくれます。
 鬱になっているけれども、 私たち夫婦は大切な娘を失わないで 生きていることができますね」
「娘が熱を出したのも、本当は疲れ果てて音楽から離れたかったのかもしれません。卒業試験にパスして走り続けていたら、自殺していたかもしれない。いま自分たちと一緒にいてくれているのは、大きな喜びだったのですね」
母親はワークショップに来る前、着ていく服を娘さんが選んでくれたことを思い出しました。
音楽家として立派に自立しなくては意味がないと思っていた娘さんが、一人の人間として見た場合、
家族思いの優しさや素直さなど多くの美点を持っていたことに、このワークショップを通してようやく気づいたのです。
と同時に、これまでどれだけ娘さんに完璧を求めて苦しい思いをさせてきたのか、そのことにも思い至りました。
私は母親に対して、娘さんはもちろん、彼女に過度のプレッシャーをかけ続けた自分を決して責めないようにアドバイスしました。
いたずらに後悔するのはなんの益ももたらしません。
それよりも娘さんが病気を通して伝えてくれた人間の本当の幸せを味わうことこそが重要だと思ったからです。
レベルの差こそあれ、生きていると誰もが様々な問題に直面します。
しかし、一見不幸と思える出来事も、それを掘り下げると幸せの種を見つけることができるのです。
辛い出来事に遭遇した時、ただそこから目を背けるだけではなんの解決にもなりません。
その体験を経て初めて見えてくる幸福な世界があることを信じ、現実を受け入れていくことで、
その人の魂は大きな成長を遂げていくのです。≫       最後は私の為にあるような言葉です。

表彰式&お楽しみタイム

2014/03/10

平成22年度に温暖化対策を推進してつくられた下妻オリジナルの「環境カルタ」は、普段の生活の中で子ども達が活用しています。カルタ取りをして遊びながら、自然に環境に対する知識が身に付くようになっています。 

2月16日(日)に行われた、下妻市主催 環境カルタ大会には、2人1組で、当園からは2組参加し、敢闘賞と優勝を頂きました。去る7日(金)に、当園で表彰式をしたので紹介します。(「広報しもつま」3月号に当園の優勝チームの熱戦の様子が掲載されています。)

表彰式の後は、毎年恒例の林一雄さんによる、大型絵本とハーモニカを披露していただきました。80歳を過ぎたご高齢にもかかわらず、いろんなことに意欲的で、子どもが大好きで、重たい大型絵本も何冊も持って来て下さいました。片手でハーモニカを演奏し、もう片方は“操り人形”で子ども達を楽しませてくれた、スーパーおじいちゃんです!

蒸しショウガで体を温めよう(パート2)

2014/03/07

自宅で簡単にできる蒸し生姜の作り方です。

①まず、ひねショウガのを1ミリくらいの厚さにスライスします。収穫したばかりの新ショウガではなく、薬効があるのはひねショウガです。②ショウガを耐熱皿に入れ、オーブンを80℃にセットして約1時間加熱。あまり高温では効能が少なくなるそうです。③ショウガが十分に乾燥したら完成。その後、天日干しか室内干しで乾燥させます。乾燥ショウガを電子レンジで乾燥させると、燃える可能性があるそうですよ。

作った蒸しショウガは、そのままでは飲みにくいので、粉砕したり、細かく刻んでから保存すると便利です。でもカビやすいので、ご用心。

ショウガ紅茶を飲む時・・・熱い紅茶に黒砂糖と一緒に入れてかき混ぜるだけで出来上がり。他にも味噌汁やお鍋や焼うどんなど・・お弁当にでも何にでもササッとかけて食べることができます。

万病の元といわれる冷えを退治するといわれる蒸しショウガ。血流を盛んにし、代謝を上げ、免疫力アップにも期待ができそうです。

「蒸しショウガで体を温めよう」

2014/03/06

 石原新菜(イシハラクリニック副院長)氏の“”蒸しショウガで体を温めよう”があったので、紹介します。
≪現代人の体が冷えています。かつての標準体温は概ね36・5℃~37・2℃でした。
しかしいまはそこに達する人が殆どなく、35℃台は当たり前。中には34℃台の人までいます。
体温が低いと血液はドロドロになり太りやすくなります。
そればかりか、頭痛、便秘、下痢、生理痛、アレルギー性疾患、自己免疫性疾患などの病気に罹りやすくなります。
また、がん細胞は体温が35℃くらいの時に最も活発に活動し、増殖することも分かっています。
これだけ医学が発達しているのに、がんで亡くなる人が後を絶たないのには理由があったのです。
このように、現代人の罹る病気の殆どが、低体温が原因といってもいいほどです。
現代人の体が冷えているのには多くの理由があります。
冷暖房の効かせ過ぎ、夜更かし、ストレスの多い環境、食べ過ぎ、飲み過ぎ、化学物質の摂取など、
便利で快適な環境や、いまの生活スタイルが、体に冷えをもたらしているのです。
残念ながら、万能と思われている西洋医学には、体温を上げる薬が殆どありません。
なぜなら、西洋医学では体温が低いことは問題視されていないからです。
そこで本稿では、冷えた体を温め、健康を取り戻す上で効果絶大な「蒸しショウガ」をご紹介したいと思います。
ショウガは古来、「食べる薬」として重用されてきた健康食品です。
その効能は近年、多くの人に知られるようになり、日々の食生活に取り入れておられる方も多いのではないでしょうか。
私の一日もショウガ入りのニンジンジュースに始まり、みそ汁や納豆、漬け物、さらには晩酌の焼酎お湯割りまで、
いろんなものにショウガを加えて食しています。
そのおかげで忙しい毎日にも体調を崩すことなく、元気に活動することができるのです。
今回ご紹介する「蒸しショウガ」は、こうしたショウガの健康効果をさらに強力にしたものです。
蒸しショウガとは、2千年前から伝わる漢方の「乾姜」と呼ばれる素材のことで、生のショウガを蒸してから乾燥させたものです。
漢方では、生のショウガでは十分効かない時に使う、いわば切り札のような存在です。
体力のない、体の弱った人向きのパワー食品として遙か昔から利用されてきたのです。
生のままでも薬効を示すショウガを、わざわざ蒸したり乾燥させたりするのはなぜでしょうか。
それは、ショウガの持つ体を温める効果が、加熱することでさらに増加するからです。
ショウガにはジンゲロールとショウガオールという成分が含まれており、これらがショウガの効能を示すといわれています。
ジンゲロールの効能は、頭痛や吐き気を抑え、血流を促進して体を温めることです。
殺菌作用や胆汁の分泌を促進する作用があり、免疫力を高める効果や、抗がん効果も確かめられています。
血管を拡張させ、血流を促進する効果もあります。
もう一方のショウガオールは、体を発熱させて体温を上昇させます。
ジンゲロールの体を温める効果は血行促進によるものですが、ショウガオールは体内の脂肪や糖質の燃焼を促進させて体温を上げます。このためダイエット効果もこちらのほうが期待できます。
また、血液をサラサラにし、血管を拡張して血行をよくします。
免疫力を高め、コレステロールを下げ、消化吸収能力を高めます。
抗酸化作用や抗菌、解毒作用もあります。
ショウガを加熱したり乾燥させたりすると、ジンゲロールがショウガオールに変わります。
生のショウガは大半がジンゲロールでショウガオールは少ししか入っていませんが、
蒸しショウガにするとショウガオールの割合が10倍以上増えるといいます。
これが蒸しショウガのパワーの秘密なのです。
ショウガを加熱する際、あまりに高温で処理してしまうと、
有効成分が壊れてしまい、薬効を高めることができません。
そこで「蒸す」という穏やかな加熱方法が取り入れられたのです。
体内の燃料である脂肪や糖質を効率よく燃やして熱に変えてくれるショウガオールの効能は、蒸しショウガが最もたくさん持っているといえます。
それではここで、自宅で簡単にできる蒸しショウガのつくり方をご紹介します。≫
これは明日にします。